Ubuntu Teamは10月23日（現地時間）、LinuxディストリビューションUbuntuの最新版、「Ubuntu 14.10 “Utopic Unicorn”」をリリースした。

Ubuntuは、Debian GNU/Linuxをベースとしたディストリビューション。Ubuntu Teamは6ヶ月ごとの新バージョンリリースを宣言しており、今回のリリースも前回の「14.04」から半年が経過してのリリースとなる。Ubuntuの特徴としては、「初心者でも使いやすいディストリビューション」を目指していることが挙げられる。

「Ubuntu 14.10」では、デスクトップの改善のほか、サーバ向けの仮想化（クラウド）関係の機能が大幅に改善されている。「Ubuntu 14.10」では、OpenStack Junoがサポートされており、またHadoopのサポート、Network Function Virtualization（NFV）ベータのサポートなども改善されている。

Ubuntu 14.10は、デスクトップ向け「Ubuntu」、サーバ向け「Ubuntu Server」が公開されている。なお、Server版では、OpenStackを利用している場合，OpenStack 2014.1から2014.2へのアップデートを伴うため、アップデートには注意が必要となる。Ubuntuのインストールイメージは、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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