代表メッセージ

「びぎねっと」という社名には「Begin Network! ネットワークを始めよう」という思いが込められています。

まだまだインターネット普及の途上にあった2000年初期、「ネットワークを通じて出会う人・発見の楽しみをもっと多くの人に広めたい」そんな思いからネットワークエンジニアの育成をサポートする「びぎねっと」が生まれました。

設立当時は、独自で作ったエンジニア教育のテキストを持って全国各地でセミナーを続ける日々。地道な取り組みで試行錯誤の連続でしたが、多くの人との出会いの中で気が付いたのがオープンソースコミュニティの可能性でした。「自分一人で頑張るのではなく、コミュニティの一員として自分の役割を果たそう」そうして始まったのがオープンソースの今を伝えるイベント「オープンソースカンファレンス(OSC)」です。

[写真]宮原 徹

OSCは、一般企業、学校、個人の方など幅広い出展者・参加者によって成り立っています。「オープンソース」という共通点のもと集まる展示や講演者、そして参加者一人ひとりが好きなコミュニティでインプット・アウトプットができる環境はまさに「みんなで作るネットワーク作りの場」です。2004年から全国各地で180回以上の開催を重ねる中で、学生や若手のエンジニアの参加・活躍を目にする機会も増え「始めて良かった」と実感するのと同時に、今後のOSC運営・発展への使命感も感じます。

びぎねっという会社の財産は、人と人とのつながりであると実感します。技術としてのネットワークはもちろん、人と人のネットワークを築き上げていくことも我が社の使命です。これからもエンジニア教育の枠を越え、人材育成、マーケティングなど、幅広い役割りを果たしていきます。

プロフィール

[画像]株式会社びぎねっと 代表取締役社長 宮原 徹
1972年1月 神奈川県平塚市生まれ
1994年3月 中央大学 法学部 法律学科 卒業
1994年4月 日本オラクル株式会社 入社
製品マーケティングおよび開発業務に従事
2000年3月 株式会社デジタルデザイン 東京支社長、および
株式会社アクアリウムコンピューター 代表取締役社長に就任
(株式会社デジタルデザインは2000年6月にナスダック・ジャパンに上場)
2001年1月 株式会社びぎねっと 設立
ネットワーク技術者育成への取り組みを始める
2004年9月 オープンソースカンファレンス」(OSC)開催
日本全国のITエンジニアのネットワーク作りに取りかかる
2018年7月現在、北海道から沖縄まで全国各地で160回以上開催
2006年12月 日本仮想化技術株式会社 設立
今後普及発展するであろう仮想化技術について、日本で最も詳しい専門家集団を目指す
2008年10月 IPA「日本OSS貢献者賞」 受賞
OSC開催によりITエンジニアの交流を促進したことが認められる
2009年10月 日中韓OSSアワード「特別貢献賞」 受賞