イベント運営

オープンソースカンファレンス(OSC)の運営

[写真]オープンソースカンファレンス(OSC)の運営の様子

「オープンソース」の「今」を伝えるイベントとして、エンジニアとして活動する人、エンジニアを目指す人が集まり、セミナー・出展などの企画を通して情報を共有し合う「オープンソースカンファレンス(OSC)」 。
ネットワークエンジニアも少なく、横のつながりもあまりなかった2000年初期のネットワークエンジニア業界で、オープンソースカンファレンス実行委員会による「OSC」を2004年9月に初めて開催。

以来、びぎねっとは、全国各地のオープンソースカンファレンス実行委員会と連携を取りながら、その運営業務にあたっています。「人をつなぎ、人を育てる」という企業としての想いを体現し、基軸となる事業です。

参加コミュニティ20団体、500人が来場し、「こんなイベントを待っていた」という想いが感じられた初開催以降、翌年から年4回、6回、8回と開催回数を増やし、2019年は北は北海道、南は沖縄と全国各地で15回開催。のべ6000人の参加者が情報交換をし合うイベントへと成長しています。

「オープンソースカンファレンス」出展内容は?

2020年1月に開催されたオープンソースカンファレンスOsakaで展示された内容を見てみましょう。(一部を抜粋しています)

協賛企業

IBMさま IBM Cloud(IBMが提供するクラウド・プラットフォーム)とアプリケーション開発の手順がまとめられたCode Patternsを紹介。
NECさま ソフトウェア開発におけるOSSの適正な利用および迅速な脆弱性対策を支援するツール「Black Duck」と、関連ソリューションを紹介
NTTドコモさま モノが喋る!?
ドコモのAIエージェントAPIを使って対話型アプリを開発しよう

後援団体

Linux Professional Institute
日本支部
Linux技術の国際認定資格であるLPICを取り扱う団体。
2018年10月にアップデートされたLPIC-1 Ver 5.0や、
日本でもリリースされたLinux初心者向けの資格、Linux Essentialsを紹介
特定非営利活動法人
エルピーアイジャパン
LinuC、OSS-DB、HTML5、ACCEL、OPCELの5つの技術者認定試験の概要、試験学習の指標となる認定書籍や標準教科書を紹介。

コミュニティ

baserCMS
ユーザーグループ
国産オープンソース「baserCMS」の最新版のデモンストレーション
Ejectコマンド
ユーザー会
CD-ROMドライブを用いたIoT風工作の展示・紹介


このように、大企業から、ユーザーコミュニティまで、業界内の各方面からの参加者が、幅広いテーマを取り上げ、最新の情報を展示、セミナーを通じて発表します。

参加者は、自分が知りたいこと、興味があることを自由に見て回るシステムです。

オープンソースカンファレンス当日はどのように進められるの?

1日または、2日間の開催で行われます。

例えば、2020年1月に開催されたオープンソースカンファレンスOsakaの場合は、2日間に渡り行われました。朝10時に開会し、セミナーは45分、休憩15分のサイクルで繰り返され、ランチタイムのセミナー時は「飲食OK」と時間を最大限有効に活用して行われます。

複数の会議室を使い、複数のセミナーが同時進行しますので、「どのセミナーを見るか」を考えるのも参加者の楽しみのひとつ。出展者も来場者も「イベントを楽しみに参加している」人ばかり。18時の閉会までイベントを可能な限り楽しめるようなタイムスケジュールとなっています。

OSC2020 Osaka
1/24(金)タイムテーブル

OSC2020 Osaka 1/24(金)タイムテーブル

OSC2020 Osaka
1/25(土)タイムテーブル

OSC2020 Osaka 1/25(土)タイムテーブル

学生、社会人、ボランティアスタッフとして、それぞれ自由に参加

OSCには、幅広いセクターが互いに交差し合いながら参加しています。将来エンジニアとして仕事をしていきたいと考えている学生や、実際にエンジニアとして活動している人、IoT/AIに特化した商品や、プログラミング教育を行っている企業など、参加者・出展者の枠に厳格な決まりはありません。参加者の1~2割程度が学生ということもあり、年齢の幅が広いのも大きな特徴です。

では、各参加セクターはOSCに参加することでどのようなメリットがあるのでしょうか。

学生の方の場合

工学部など理系の学生の方でも、「現役エンジニア」の人と直接質問したり、話をしたりする機会はなかなかないと思います。OSCに参加すると、そこに来ているさまざまな現役エンジニアの方と、直接コミュニケーションを取り、質問したり、専門にしている分野についてレクチャーを受けたりすることが可能です。

OSCでブースを出している人の多くが「自分の好きなもの」を紹介していることから、学生たちも自然と「これが面白かった」という発見を持ち帰ってくれています。そんな「自分が面白いと感じること、好きだと思うこと」をどう将来的な活動に結び付けていくのか、そういったことを考えるきっかけとしてOSCを活用していただきたいと考えています。

社会人の方の場合

企業でエンジニアとして日々の業務に没頭していると、自分の業務以外の新しい技術などに触れる機会は少なくなってしまうかもしれません。目まぐるしく変化し、新しい技術が次々と出てくる今の世の中で、常に知識をアップデートすることは容易ではありません。OSCは、各分野の専門のエンジニアが、それぞれの最新知識を持ち寄る場のため、効率よく最新の知識に触れることができます。

OSCで得た知識を、現在の仕事に活かすことができるかもしれませんし、新規事業のきっかけとなるかもしれません。自分の会社以外にエンジニアネットワークを持つことは、自分のキャリアが広がる可能性ともなります。

さらにオープンソースカンファレンスを知りたければスタッフ参加も

OSCでは毎回運営に関わるボランティアのイベント運営スタッフを学生、社会人問わず募集しています。

[写真]オープンソースカンファレンス 参加スタッフの様子

イベント運営スタッフとして参加するとこんな良いことが…!

  • 大きなイベントにたずさわった充実感を味わえます
  • スタッフとして活動しながらも、気になるセミナーを聞いたり、展示を見て回ることができるようにシフトなどが配慮されています
  • イベントには協賛企業だけでなく、有志で活動をしている地域のエンジニアコミュニティも参加しているため、技術を学べる仲間づくりができます
  • 学生の場合、実際に企業で働くエンジニアに直接色々な質問ができ、交流する経験を積めます
  • 学生ボランティアスタッフには企業のノベルティグッズなどの参加のお土産、会場までの交通費補助などの特典もあります

スタッフのお仕事の一例

開催まで

  • 実行委員会のメンバーとして打合せ、メーリングリストへの参加

前日

  • 出展者荷物の仕分け
  • 配布資料のセッティング
  • 会場レイアウトの変更

当日

  • 会場準備
  • 受付でプログラムのお渡し
  • 来場者ご案内
  • セミナー・展示会場整備
  • セミナー会場の映像、音響トラブルの対応
  • 動画配信のサポート
  • 会場片付け

スタッフとしての経験を通じ、イベント運営のノウハウ習得や今後の人生を考えるきっかけになるなど、各自の成長と学びの機会になるよう、びぎねっとは全力で支援しております。

オープンソースカンファレンスにおけるびぎねっとの役割

びぎねっと代表の宮原が「コミュニティ構築の場」として始めたOSC。「世の中にネットワークを専門とする技術者を増やしたい」という想いの下、サーバー構築などをテーマとした勉強会を開催していた中で「プライベート時間をこのような勉強会に費やす人々のネットワークを作ればきっと面白いことが起きる」と確信したのが、OSCが生まれた背景です。

一方で、「セミナーで登壇する方法」「技術をどう広めるか」ということを学ぶ機会が少なかったエンジニアの方たちに、マーケティングやセールスの考え方に触れてもらい、その人の持っている技術を他の人に伝え、世の中に広める方法を学ぶという「セミナー登壇、イベント運営のための学びの場」でもあります。

「コミュニティ構築の場」「セミナー登壇・イベント運営のための学びの場」として、OSCが機能し、参加者やスタッフ、関わってくださる全ての方の成長と学びの機会になるように全力でサポートすることが「びぎねっと」の役割です。

オープンソースカンファレンス(OSC)
https://event.ospn.jp/