オープンソース

「Wine 9.16.0」リリース

Wine HQは8月23日(現地時間)、x86アーキテクチャ上のLinuxなどでWindows向けアプリケーションを動作させるソフトウェア、「Wine 9.16.0」をリリースした。

Wineは「Wine Is Not an Emulator」の略称であり、その名の通りエミュレータを動作させるのではなく、Windowsアプリケーションをネイティブ動作させるソフトウェア。X Window Systemを利用して、Windows向けのGUIアプリケーションを動作させることができる。

「Wine 9.16.0」では、WaylandドライバにおいてPbufferをサポートしたほか、MSHTML内のプロトタイプオブジェクトの増強、その他複数の機能強化および修正が施されている。

「Wine 9.16.0」は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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