レッドハットは10月21日、ビジネスルールの管理システム（BRMS）製品「JBoss Enterprise BRMS 5.0」の提供開始を発表した。

「JBoss Enterprise BRMS 5.0 」は、オープンソースのビジネスルール管理システム。ビジネスルール管理システム（BRMS）は、いわゆる業務ポリシーの作成、管理、配備を行なうソリューション。「JBoss Enterprise BRMS」は、コミュニティにおいて開発された「Drools Project」をベースに改良を加えて製品化されたもので、オープンソースルールエンジンDrools 5を採用している。ほぼ全てのJava実行環境で動作可能なPure Javaでルールエンジンが実装されており、ほぼ全てのJavaアプリケーションと完全に統合できる。このため、既存の業務アプリケーションに容易にルールエンジンが適用できる。また、ルール管理とルール記述は日本語に対応しており、ITシステムに精通していないビジネス担当者に対しても分かりやすいGUI操作を提供する。

「JBoss Enterprise BRMS 5.0」はオープンソースソフトウェアとして、ライセンス費用は無償で提供される。テクニカルサポート、製品アップグレード、修正プログラムはすべて年額のサブスクリプション費用に含まれており、費用は4CPUあたり394万8,000円（税別）からとなっている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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