オープンソース

The Slackware Linux Project、「Slackware 10.2」リリース

The Slackware Linux Projectは9月14日、同プロジェクトがリリースしているLinuxディストリビューション「Slackware」の最新版、「Slackware 10.2」をリリースした。

「Slackware 10.2」では、kernelに2.4.31と2.6.13の2つが利用できる。2.6.13を利用すると、SCSI、RAID及びSATAが使える。また、KDE 3.4.2とXFce 4.2.2の2種類の統合デスクトップ環境が利用でき、Firefox 1.0.6やgimp-2.2.8、gaim-1.5.0などのクライアントソフトが使える。開発環境には、gcc-3.3.6/3.4.4が利用できる。。

Slackwareは、Linuxディストリビューションとしては老舗的存在であり、Red Hat系列・Debian系列全盛の中、パッケージはtarball形式の配布を守っている。最新版にはkernel2.6を採用するなど、まだまだ活躍が期待されるディストリビューションだ。

ダウンロードは、The Slackware Linux ProjectのWebページから行うことができる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
The Slackware Linux Project
ダウンロードページ(The Slackware Linux Project内)