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日本HP、SAP認定ソリューション「HP ConvergedSystem 900 for SAP HANA」統合型システムを発表

日本HPは10月24日、SAP HANAプラットフォームベースのワークロード向け「HP ConvergedSystem」のポートフォリオを強化し、リアルタイムデータ管理ポートフォリオの新製品「HP ConvergedSystem 900 for SAP HANA Scale-up Configurations」統合型システムを追加したと発表した。

同製品は、シングルメモリプールで最大12TBのデータを提供できるSAP認定を取得しており、CPUも最大240コアをサポート。プレスリリースによると、業界最大のスケーラビリティを実現しており、多くのミッションクリティカルなビジネスアプリケーションに使用できるという。HPとSAPによる共同開発プロジェクト、「Project Kraken」で誕生した「HP CS 900」は非常に拡張性の高いシステムで、ユーザは1台のシステムで膨大な量の多種多様なデータセットを管理、分析し、ビジネス上の意思決定をリアルタイムで行うことができる。また、同製品は柔軟な構成と高可用性を特徴としており、企業はミッションクリティカルなアプリケーションを一元化されたプラットフォームに統合し、コスト削減、IT環境の簡略化を行うことができる。

また、可用性の向上により、DIMM上のDRAMが2つ故障してもシステムに影響を与えないようになったほか、ダウンタイムの削減施策がいくつか施されている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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