オープンソース
ゼンド、エンタープライズ向けPHP開発実行環境「Zend Studio Enterprise 4.0 日本語版」を販売開始
ゼンド・ジャパンは6月23日、PHPの実行環境を備えた「Zend Studio Enterprise 4.0 日本語版」の出荷を開始すると発表した。
「Zend Studio Enterprise 4.0 日本語版」は、「Zend Studio 4.0 日本語版」に加えて「Zend Platform 日本語版」をセットにした開発用途専用のプロダクト。 「Zend Platform 日本語版」が実現する高度なPHP実行環境を使用してPHPアプリケーション開発を行うことができる。なお、「Zend Studio 4.0 日本語版」および「Zend Studio Enterprise 4.0 日本語版」は、PHP4とPHP5の両方に対応している。
「Zend Studio Enterprise 4.0 日本語版」は、システムの問題点やボトルネックを示し、スクリプト、クエリおよびサーバの全体的なパフォーマンス状況を示す。これらの情報を開発者が把握することで、複数の開発者による効率の高い共同作業が可能になる。また、PHP実行時の挙動となるエラーおよびアラートを記録し、詳細な情報を提供する。アラートに関しては、検出条件を自由に変更することにより、開発対象毎に異なる事象に対応することができる。また、エラーやアラートが発生したレポートから、該当するPHPコードを直接表示して、デバックを行うことができる。さらに、エラーおよびアラートの発生時のPOSTやGETパラメータを使用して、現象を再現することも可能。その場合、デバックによる実行トレースも可能なので、ピンポイントで問題を解消することができる。
製品価格は、Zend Studio Enterprise 4.0 日本語版 製品ライセンスが198,000円、年間アップグレードサービス(1年間のアップグレード) 39,600円、Zend Studio Enterprise 4.0 日本語版 年間ライセンス 70,000円となっている。動作環境は、Linux glibc 2.1 / 2.2 / 2.3 (RedHat Linux 6.4 以降 , Fedora Core など)、Microsoft Windows 2000 / XP Professional / 2003 Server family、Mac OSX 10.2/3 ( G3, G4 , G5 ) など、となっている。
(川原 龍人/びぎねっと)
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