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玄人志向、Linux-Box組み立てキット「KURO-BOX/PRO」を発表、内蔵フラッシュメモリからの起動が可能に

玄人志向は2月15日、Linux-Box組み立てキット「KURO-BOX/PRO」を2月27日より発売開始すると発表した。同製品は、KURO-BOXやKURO-BOX/HGをLinuxBOXとして利用しているユーザ向けの、LinuxBOXとしての玄箱として発売される。

同製品の特徴として、Linuxを搭載した256MBフラッシュメモリを標準搭載していることが挙げられる。3.5インチSATA HDDを1台内蔵可能で、ブート時にフラッシュメモリかHDDのいずれから起動するかを選択することができ、カーネルの入れ替えが容易となっている。また、NASとして必要最低限の仕組みや機能は256MBフラッシュメモリ収録の標準FWで実現できるため、ディスクレスシステムの構築も可能。

インストール済み機能は、telnet、samba3.0、busybox、mtd-utils、bash、xfs-progs、e2fsprogs、libtermcap、libncurses、glibc、gcc。CD-ROMに開発環境を含めたHDDイメージを添付している。

ハードウェア仕様は、CPUにMarvell88F5182(ARM9Core/400MHz)、RAM:128MB(DDR2)、FLASHメモリ:256MB/Linux(カーネル2.6.12.6)、インターフェース コネクタ:USB TypeA×2、RJ-45×1(1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応)、SerialATA×2(うち1個は3.5型ドライブベイ用)。外形寸法は60(W)×163.3(H)×215.5(D)mm。

価格はオープン。

(川原 龍人/びぎねっと)

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