オープンソース

IPテレコム、セキュアなサーバ向けマネジメント型OS「Nature’s Linux 1.5.1」を公開

IPテレコムは12月25日、セキュアなサーバ専用マネジメント型OS「Nature’s Linux 」の最新アップグレード「ver.1.5.1」を公開した。

「Nature’s Linux」は、サーバが必要とする最低限の各種オープンソースソフトウェアを採用し、組み上げたセキュアなサーバ専用マネジメント型Linux OS。Nature’s Linuxには、無償で利用可能な「Nature’s Linux Development Kit」、マネジメント機能を付加した有償の「Nature’s Linux Management Service Kit」がある。

同バージョンでは、カーネルにkernel 2.6.18.5および2.4.33.2をベースとしたものを採用。その他の変更点としては、
○VFSバックアップ&リカバリ機能で世代管理バックアップファイルを保存できるようになった
○HIMEMを有効にしたup-himemカーネルが利用できるようになった
○RFSからVFSの特定ディレクトリにマウントするための機構が用意された
などとなっている。

Nature’s Linuxの無償公開版「Nature’s Linux Development Kit ver.1.5.1」は、Nature’s LinuxのWebサイトから無償でダウンロードできる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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プレスリリース
Nature’s Linux ver.1.5.1リリースノート