オープンソース
Turbolinux 10 Serverを最新プラットフォームに対応させるサービスパックを提供、アップデート方法も変更に
ターボリナックスは4月25日、同社の提供するサーバ向けOS、Turbolinux 10 Serverを最新のハードウェアに対応させる「Turbolinux 10 Serverサービスパック」の提供開始を発表した。
このサービスパックは、Turbolinux 10 Serverを購入済み、又は新たに購入するるユーザ向けに、Turbolinux 10 Serverリリース時に未対応だった各種最新ハードウェアへのインストールを可能にするもの。
対応プラットフォームは、
○Intel Xeon DP デュアルコア(Dempsey)搭載のBlackford/Bensleyプラットフォーム
○HP ProLiant シリーズ
○AMD Optern 搭載のSun Fire X4100/X4200 Server
○Adaptec HostRAID(ICH7R)
など、となっている。
このサービスパックは、同社のサイトよりダウンロード提供されるほか、Turbolinuxオンラインショップにて実費(3,045円、税込)によるメディアも提供される。
また、すでにTurbolinux 10 Serverがインストール済みのユーザにはセキュリティ対策を中心とするアップデートパッケージを収録し、最新かつ安全なデスクトップ環境を提供する「Turbolinux 10 Server アップデートキット」を同時にリリースする。サービスパック、アップデートキットはいずれも新しいパッケージ管理ツール「Turboプラス」を実装しており、今後アップデートパッケージの提供はすべてTurboプラス経由に変更となる。これに伴い、従来のアップデート方法とは異なる方法での製品アップデートを施すことになり、Turbolinux 10 Serverのユーザはサービスパックまたはアップデートキットの適用が必要となる。従来のftpサイトは2006年12月31日で新たな更新を終了する。
(川原 龍人/びぎねっと)