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Red Hat、「Red Hat Enterprise Linux 6」正式版を発表

Red Hatは11月10日(現地時間)、「Red Hat Enterprise Linux 6」の正式版を発表した。

「Red Hat Enterprise Linux 6」は、拡張性、性能、リソース管理、セキュリティに関して最適化を施し、省電力によりグリーンITに寄与、仮想化とクラウドへの対応強化などが主なポイントになっている。前バージョン比85%のパッケージ増加となっており、ユーザから要望の多かった機能も追加されている。特に、全体がクラウドインフラを念頭において設計されているという。

仮想化ハイパーバイザーは「KVM」を標準として採用。物理デバイスへのアクセスも強化されている。その他、最新のパッケージの搭載や、セキュリティ対策機能「sVirt」の追加など、さまざまな機能向上が施されている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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