セキュリティ

富士通ビー・エス・シー、新発想の暗号化ファイル「FENCEブリーフケース」を機能強化

富士通ビー・エス・シーは11月8日、新発想の暗号化ファイル「FENCEブリーフケース」について機能強化を行ったと発表した。これに伴い、本ファイルを作成する「FENCE-Pro」および「FENCE-Mail For Gateway」のバージョンアップ版を12月1日より提供開始する。また、FENCEブリーフケース専用の閲覧・編集ツール「FENCE-Explorer」のAndroid対応版/Windows Mobile対応版を無償提供する。

「FENCEブリーフケース」は、FENCE-ProやFENCE-Mail For Gatewayにより作成が可能な、アーカイブ暗号化ファイル。従来からの「復号せずに暗号化ファイルを直接編集・保存が可能」という「カプセル化」機能について、今回、「FENCEブリーフケース」の外に電子文書を持ち出すことを抑止する機能を追加した。平文を手元に残さないため、情報漏洩のリスクを大幅に軽減する。

また、閲覧・編集ツール「FENCE-Explorer」のAndroid/Windows Mobile 対応により、「FENCEブリーフケース」のスマートフォン利用が可能となった。これにより、パソコンやスマートフォンなど異なるプラットフォーム間でも、一貫した操作性で安全に情報を扱うことができる。さらに今後は、iOS(iPhone、iPad)にも対応していく予定。

提供開始は12月1日。

(川原 龍人/びぎねっと)

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