IIJ(インターネットイニシアティブ)は4月14日(現地時間)、セキュリティスペシャリストを育成する独自教育プログラム「IIJセキュリティ教習所」に、新たに「セキュリティ対策基礎 実践コース」を開設したと発表した。同日より受講生の募集を開始している。

今回新設される「セキュリティ対策基礎 実践コース」は、新任のセキュリティ担当者や情報システム担当者を対象とし、組織に求められるセキュリティ対策の基礎を仮想環境を使って実践的に学ぶ3日間のリモート研修となっている。同コースは、経済産業省令にて定められた情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)の特定講習に認定されている。

同コースは、既存の「インシデントハンドリング実践コース」、「攻撃技術理解・防御 APT対策基礎コース」に比べて、より基礎的なプログラムを中心に構成しており、情報システム部門の担当者、コンプライアンスやセキュリティマネジメント部門など組織のセキュリティの担当者など、幅広い受講者を想定している。

プログラム内容は、「基礎知識講義」「セキュリティ対策を検討する際のポイント解説」「WindowsサーバやLinuxサーバにおけるセキュリティ設定」「演習内容に関する課題発表」などとなっている。研修期間は3日間。

(川原 龍人/びぎねっと)

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