オープンソース

「Ubuntu 23.04(Lunar Lobster)」リリース

Ubuntu Teamは4月20日(現地時間)、LinuxディストリビューションUbuntuの最新版、「Ubuntu 23.04 “Lunar Lobster”」をリリースした。

Ubuntuは、Debian GNU/Linuxをベースとしたディストリビューション。Ubuntu Teamは6ヶ月ごとの新バージョンリリースを宣言しており、今回のリリースも前回の「22.10」から半年ぶりのリリースとなる。Ubuntuの特徴としては、「初心者でも使いやすいディストリビューション」を目指していることが挙げられる。

「Ubuntu 23.04」では、Azure Active Directory (Azure AD)によるネイティブ ユーザー認証が有効になったほか、インストーラも一新されている。「Ubuntu Minimal」と呼ばれる配布形態もあり、100MB程度のISOイメージから最小限のインストールを行うこともできる。その他各アプリケーションのアップデートなど、さまざまな機能強化が施され、不具合の修正も施されている。

「Ubuntu 23.04」は、デスクトップ向け「Ubuntu」、サーバ向け「Ubuntu Server」のほか、Xubuntuなどの派生ディストリビューションが公開されている。Ubuntuのインストールイメージは、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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