オープンソース

オープンソースのCMS「Drupal」に重要なセキュリティ修正

drupal.orgは5月27日(現地時間)、オープンソースのCMS「Drupal 9.1.9/9.0.14/8.9.16」をリリースした。いずれもセキュリティ修正が施されたメンテナンスリリースとなっている。

「Drupal」は、当初はBBSシステムとして開発されたシステム。PHPで実装されており、ApacheやIISで動作する。動作にはMySQL、PostgreSQL、MongoDBなどのRDBMSが必要。Drupalはユーザ管理、レイアウトカスタマイズ、ブログ作成システム、フォーラムなどCMSの基本的な機能をカバーしている。

「Drupal 9.1.9/9.0.14/8.9.16」では、システムの制御権が乗っ取られる危険のある脆弱性など、重要な脆弱性が修正されている。Drupalの管理者にはアップデートを適用することが強く推奨される。

(川原 龍人/びぎねっと)

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