オープンソース

「Linspire 10.0」リリース

PC/OpenSystems LLCは2月8日(現地時間)、Linuxディストリビューション「Linspire 10.0」をリリースした。

「Linspire 10.0」は、デスクトップ向けのLinuxディストリビューション。Ubuntu 20.04 LTSがベースとなっている。Windowsとの高い互換性を目指して開発されていた「Lindows」が前身となっている。

「Linspire」は、カーネルに「Linux 5.8.0-41」、デスクトップ環境に「GNOME 3.36」、Google ChromeおよびThunderbird、LibreOfficeなどが採用されている。また、「Microsoft Powershell」も搭載している。

また、Linspire 10.0独自の機能として、パッケージをワンクリックで追加できる「CNR」を搭載している。CNRを利用すれば、商用パッケージなど20000を超えるソフトウェアをダウンロード・インストールすることができる。

「Linspire 10.0」の価格は29.99ドル(無償の「Freespire」もある)。Linspireは、プロジェクトのWebサイトからダウンロード購入できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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