オープンソース

「Apache OpenOffice 4.1.9」リリース

Apache Software Foundationは2月9日(現地時間)、オープンソースのオフィススィート「Apache OpenOffice 4.1.9」をリリースした。

OpenOffice.orgは、StarDivisionによって開発されたStarSuiteをベースにしたオフィススイート。StarDivisionは1999年にSun Microsystemsに買収され、OpenOffice.orgは2000年にオープンソース化。2010年にOracleがSunを買収した後はOracleの下で開発が進められていた。2011年6月には、OpenOffice.orgはOracleがApache Software Foundation(ASF)に寄贈、その後Apacheインキュベータープロジェクトとなった。

「Apache OpenOffice 4.1.9」では、MacOS Big Sur環境において、DOCX形式やXLSX形式のファイルを開くことができない問題が解決されたほか、ヘッドレスモードでDOCファイルをPDFファイルへ変換しようとするとクラッシュする問題など、複数の不具合が修正されている。

「Apache OpenOffice 4.1.9」は、Webサイトから入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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