オープンソース

ネットワークプロトコルアナライザ「Wireshark 3.2.7/3.0.14/2.6.20」リリース

Wireshark Foundationは9月23日(現地時間)、ネットワークプロトコルアナライザ「Wireshark 3.2.7」をリリースした。

Wiresharkは、Ethrealを前身とするネットワークプロトコルアナライザ。パケットキャプチャやプロトコル解析により、ネットワークの解析を行うことができるオープンソースのソフトウェア。

「Wireshark 3.2.7」はメンテナンスリリースに相当する。「Wireshark 3.2.1」では、TCPディセクターがクラッシュする不具合など、複数のバグが解消されている。なお、これらのバグはバージョン3.0系や2.6系に存在しているものがあるため、この脆弱性を修正した「Wireshark 3.0.14」「2.6.20」もリリースされている。

「Wireshark 3.2.7/3.0.14/2.6.20」は、Windows版、Linux版、BSD版、SolarisやHP-UXなどに対応したUNIX版、Mac OS X版パッケージが用意されている。「Wireshark」はWebサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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