オープンソース

Wiresharkの新しい開発版「Wireshark 3.3.0」リリース

 オープンソースのネットワークプロトコルアナライザー「Wireshark」の新しい開発版「Wireshark 3.3.0」が、9月15日(UTC)リリースされた。

 「Wireshark 3.3.0」では、次期安定版「3.4系列」に搭載される予定の機能がテストされる。開発版であるため、実用に利用することは推奨されない。「Wireshark 3.3.0」では、「パケットダイヤグラム画面」が導入されている。パケットダイヤグラム画面では、パケットの構造をアスキーアートで可視化することができる。

 また、非同期のDNS名前解決がデフォルトで有効化されたほか、プロトコル対応の拡充、既存の対応プロトコルの強化なども施されている。

 次期安定版「Wireshark 3.4.0」は、2020年第3四半期にリリースされる予定。また、これに伴って「Wireshark 3.0」系列のサポートは打ち切られる予定となっている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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