オープンソース

リレーショナルデータベース「SQLite 3.32.0」リリース

SQLite.orgは5月22日(現地時間)、リレーショナルデータベースエンジンSQLiteの最新版、「SQLite 3.32.0」をリリースした。

SQLiteは、Cで実装されたRDBMS。軽量であり、中小規模のデータベース向けに開発されている。APIはシンプルで、ライブラリを呼び出すだけで利用できる。データの保存には単一のファイルを利用する。種々のアプリケーション、Perl、Python、Rubyなどの言語からの利用も可能。

「SQLite 3.32.0」では、ANALYZEコマンドにおいて、範囲を限定してスキャンできる「Approximate ANALYZE」が利用できるようになったほか、バーチャルテーブルBytecode()とTables_Used()の採用など、複数の機能強化が図られている。

「SQLite 3.32.0」は、Linux、Mac OS X、Windowsに対応しており、プロジェクトのWebサイトからダウンロードできる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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