オープンソース

rubyonrails.org、「Rails 5.0」をリリース

rubyonrails.orgは6月30日(現地時間)、「Rails 5.0」をリリースした。

「Rails」は、Rubyで実装されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク。「Rails 5.0」では、新しいフレームワーク「Action Cable」が採用された。このフレームワークでは、コネクション、サーバサイドチャネルレイヤ、クライアントサイドJavaScriptレイヤを統合した管理機能が提供される。その他にも新しいAPIが提供されているほか、安定性の向上などが施されている。

なお、「Rails 5.0」では、Ruby 2.2.2以降がサポート対象となる。また、「Ruby 5.0」の提供開始に伴い、「Rails 4.2.x」系列はセキュリティパッチの提供のみとなり、また「4.1.x」系列およびそれ以前のバージョンは完全にサポートが打ち切られる。該当するバージョンのユーザは、「Rails 5.0.x」系列への移行が推奨されている。

「Rails 5.0」は、GitHubから入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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