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ソフトバンク、ファーウェイおよびエリクソン・ジャパンと5Gの商用サービスに向けた実証実験に関する契約を締結

ソフトバンクは8月31日、華為技術日本(ファーウェイ)およびエリクソン・ジャパンと、4.5GHz帯を使用した5Gの商用サービスに向けた実証実験に関する契約を締結した。

ソフトバンクは、5G向け候補周波数帯の実験局免許を2016年8月に取得し、5G要素技術を実装した実証実験装置を用い、高速ブロードバンド通信、低遅延通信などの検証を実施している。今回の契約によって、Massive MIMOの商用環境での運用経験と従来の実証実験で得た結果を生かし、過密な都市部において、さらに高度なビームフォーミング技術や空間分割多重技術を用いて快適な通信を提供するための実証実験などを新たに実施する予定。

なお、同社はすでにZTEコーポレーションおよびノキアソリューションズ&ネットワークスとも、4.5GHz帯を利用した都市部での5Gの実証実験に関する契約を締結しており、これらの実証実験を通じて5Gの導入に向けたノウハウを蓄積することで、2020年頃の商用サービス開始を目指す。

(川原 龍人/びぎねっと)

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