仮想化技術

シトリックス、アプリケーション仮想化ソリューション強化を施した「Citrix XenApp 5 Feature Pack」を発表

シトリックス・システムズ・ジャパンは3月16日、同社のアプリケーションデリバリー製品ライン「Citrix XenApp」の最新版、「Citrix XenApp 5 Feature Pack」を発表した。この製品は、サーバプロビジョニングやWindowsプロファイルの管理機能を追加することで、管理性におけるXenAppのメリットを引き出し、任意の場所から情報システムを利用できるユーザーエクスペリエンスを提供する。

同製品の新機能として、基準となるXenAppサーバだけをマスターイメージとして管理すれば、分散化したデータセンター環境においても、マスターイメージを百台単位のXenAppサーバに一括配布することができる。また、「XenApp 5 Feature Pack」のプロファイル管理機能を利用すれば、ユーザープロファイルを管理、統合できる。これにより、XenApp 5のユーザは、常に最新の設定が有効な状態で自分のアプリケーションを利用できる。

価格は従来版と同じで、1ライセンスあたり「Citrix XenApp 5.0 Advanced Edition」が65,500円、「Enterprise Edition」が84,200円、「Platinum Edition」が112,200円(1ライセンスあたり、最小購入ライセンスは5ライセンスから)。なお、3月9日時点で有効なSubscription Advantageを保有するユーザは、追加コストなしで利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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