オープンソース

IBM、ディープラーニング高速化技術「Distributed Deep Learning(DDL)」を発表、従来の記録を大幅に更新

IBMリサーチは8月8日、ディープラーニングを高速化する技術「Distributed Deep Learning(DDL)」をリリースした。

「DDL」は、「TensorFlow」「Caffee」「Torch」「Chainer」といった主要なオープンソースのAIフレームワークが利用でき、数百に上るGPUを駆使してスケール化できるようになった。これによって、従来に比べてトレーニング時間が大幅に短縮されたという。また、学習結果も向上しており、マイクロソフトの持つ「10日間で達成した画像認識率29.9%」という従来の記録を「7時間で33.8%」と大幅に更新したとしている。

「DDL」は、オンプレミスだけでなく、クラウドプロバイダ「Nimbix」を経由してクラウド上でも利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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