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エレコム、高性能CPUを採用したLinux NAS製品 7シリーズを発表
エレコムは8月8日、高性能CPUを採用し、大幅に処理能力を向上させたLinux NASに、独自の管理機能や拡張機能などを提供する新モデル7シリーズを発表した。
新モデルは、Annapurna Labsの高性能CPUを採用することで、従来品のLinux NASと比べて大幅なスピードアップを実現した。標準搭載のギガビットインターフェースの規格限界に迫る高速転送スピードを実現し、社内での情報共有をスムーズにする。オプションのSFP+による10Gイーサネットを用いれば約5倍の転送速度アップを実現可能。また、24時間365日停止しないビジネスをサポートするために、NAS専用HDDのWestern Digital製「WD RED」を全モデルで採用しており、長時間・連続稼動においても高い信頼性を確保しているという。
また、ActiveDirectoryと連携し、ワークグループ・ドメインに参加しているユーザに対してアクセス権を設定することが可能。AES 256bitハードウェア暗号化エンジンを搭載しており、NASボリュームの全暗号化をしつつも処理速度を落とすことがない。また、USBメモリを暗号化キーとすることで、NAS本体と暗号化キーを別々としており、より強固なセキュリティを提供する。
各製品は、8月下旬から順次発売開始される。
(川原 龍人/びぎねっと)
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