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ミラクル・リナックス、監視統合ソフト「MIRACLE Hatohol Enterprise v2.1」を提供開始

ミラクル・リナックスは6月30日、複数の運用管理ツールを統合する監視統合ソフトウェア「MIRACLE Hatohol Enterprise v2.1」を提供開始すると発表した。

「MIRACLE Hatohol Enterprise」は、OSSである「Hatohol」を商用版として製品化したもの。MIRACLE ZBXシリーズおよびOSSのZabbixやNagiosなどの運用管理ツールで検出したイベントを集約して一元的に監視することができる。個々のシステムやサービスごと、あるいは各拠点に別々の監視サーバを設置してシステム監視を行っている企業での導入が進んでいる。

今回発表された「MIRACLE Hatohol Enterprise v2.1」では、ユーザーインターフェイスを改善し、重要イベントを見逃さないイベント画面としたほか、「HAPI 2.0」を搭載し、Zabbix、Nagios、FluentdやHinemosなど各種運用管理ツールとの連携が容易となった。システム拡大時にも既存の監視を止めずに監視サーバを追加でき、スケールアウト時の高可用性を実現している。

価格例は、年間サブスクリプションが監視サーバ3台まで120,000円(税別)となっている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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