オープンソース

Dockerの無償版となる「Docker 17.06 Community Edition」リリース

docker.ioは6月28日(現地時間)、コンテナ型仮想化ソフトウェアDockerの新版「Docker 17.06 Community Edition」をリリースした。

Dockerは、コンテナ技術による仮想化ソフトウェア。コンテナと呼ばれる独立した空間を作り、そこで仮想マシンを動作させる。Dockerは、今年春にサポート付きの商用版「Enterprise Edition」がリリースされたため、無償版は「Community Edition」としてリリースされている。

「Docker 17.06 Community Edition」では、初めて「Moby」がベースとなったバージョン。全てのコンポーネントがMobyベースで構築され直されている。この他にも、Multi-stage buildsなど新しい機能も複数搭載されている。

「Docker 17.06 Community Edition」は、Webサイトから無償で入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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