オープンソース
プログラミング言語「Rust 1.10」リリース
Mozillaは7月7日(現地時間)、新しいプログラミング言語Rustの最新版、「Rust 1.10」をリリースした。
Rustは、並列計算・関数型かつマルチパラダイムのプログラミング言語。C/C++ライクな文法を持つ。純関数型、並列計算モデル、手続き型、オブジェクト指向をサポートしており、安全性、速度、並列性にフォーカスしている。
「Rust 1.10」では、、「-C panic=abort」フラグが採用された。このフラグにより、panic発生時に「終了」という処理が選択できるようになった(従来は「処理巻き戻し」のみ可能となっていた)。
対応プラットフォームは、Windows、Linux、Mac OS X、FreeBSD。ライセンスはMITライセンス。「Rust 1.10」は、Webサイトから無償で入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)