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アットマークテクノとコネクシオ、Debian GNU/Linuxを採用した低価格のIoTゲートウェイを発表

アットマークテクノコネクシオは5月9日、ARM Cortex-A7(1GHz)デュアルコアプロセッサを搭載した小型のIoTゲートウェイ「Armadillo-IoTゲートウェイ G3L」を発表した。

「Armadillo-IoTゲートウェイG3L」は、上位機種の「Armadillo-IoTゲートウェイG3」と同様の「ARM Cortex-A7(1GHz)デュアルコア」プロセッサを採用したゲートウェイ。クラウド側だけでなくIoT機器側でも高度な処理を行う「エッジコンピューティング」の重要性が増していることから、従来製品に比べ大幅な高速化を実現しているという。

今回発表された「Armadillo-IoTゲートウェイG3L」は、OSniDebian GNU/Linuxを採用。インターフェースを厳選・標準化することでサイズの小型化を実現し、価格の低廉化を実現させた。LTE、LAN、WLAN(IEEE802.11a/b/g/n準拠)のほか、スマートメーターの通信規格として利用されているWi-SUNに対応しているため、スマートハウスの実現に必要なHEMS機器のプラットフォームとしても利用でき、企業向けの小型IoTゲートウェイ向けの機能を揃えている。

価格は開発セットが36,800円、量産モデルが25,000円からとなっている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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