オープンソース
サイオス、機械学習IT運用分析ソフトウェア「SIOS iQ v3.4」をリリース
サイオスは1月15日、機械学習機能を搭載したITオペレーション分析ソフトウェア「SIOS iQ v3.4」をリリースした。
「SIOS iQ」は、システムに存在するオブジェクトの関連と個々のオブジェクトの振る舞いを分析・学習し、パターンに合致しない振る舞いを検出すると、それを「アノマリ(異常な振る舞い)」として識別する。これによって、閾値を用いる方法では検知できない微細な差異を検出できる。
「SIOS iQ v3.4」では、学習された知識ベースの成熟度合いに合わせて、「アノマリ」を判定する感度を調整する機能を追加した。この新機能によって、振る舞いのパターンが十分に学習できていない状態では感度を低くし、過度なアノマリの検出を回避する。また、問題の根本原因と影響範囲を可視化する機能も追加されている。
(川原 龍人/びぎねっと)