オープンソース
「Dragonfly BSD 4.0.0」リリース
DragonFly BSDの最新版、「DragonFly BSD 4.0.0」が6月29日(現地時間)リリースされた。7月1日(現地時間)には、修正版の「4.0.1」がリリースされている。
DragonFly BSDは、FreeBSDから派生したBSD系OS。x86およびx86-64アーキテクチャに対応している。パッケージ管理システムには、NetBSDに搭載されている「pkgsrc」および、DragonFly BSD独自のパッケージ開発システム「DPorts」が利用できる。
「DragonFly BSD 4.0.0」では、GCC 5.1.1を採用したほか、MTAをSendmailからDragonFly Mail Agent(DMA)と呼ばれる独自のソフトウェアに変更した。ただしDMAはローカルからのメール送信のみを行うソフトウェアなので、メールサーバとしての機能を持たせるにはSendmailやPostfixなどを導入する必要がある。また、そのほかにもいくつかの機能強化、セキュリティ修正が施されている。
DragonFly BSDのISOイメージおよびUSBメモリ対応イメージは、Webサイトからダウンロード・入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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