オープンソース

「Fedora 22」リリース、パッケージ管理システムがDNFに変更

The Fedora Projectは5月26日(現地時間)、Linuxディストリビューション「Fedora 22」を正式リリースした。

Fedora 21から、用途に合わせた3つのエディション「Fedora Cloud」、「Fedora Server」、「Fedora Workstation」が提供されるようになっており、「Fedora 22」でもこの3つのエディションが用意されている。

「Fedora 22」では、パッケージ管理システムがYUMからDNFおよびhawkeyに変更になった。これにより、パフォーマンスの向上を見込むことができるようになった。また、Serverエディションでは、デフォルトのファイルシステムがXFSファイルシステムに変更された(/boot領域を除く)。Workstationエディションでは、GNOME Display Manager(GDM)がX11からWaylandを利用して実行されるように変更された。その他にも、いくつかの機能追加が行われている。

Fedora 22のイメージは、Webサイトから無償で入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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