セキュリティ

ウィンマジック、クラウドストレージに保存したファイルをリスクから守るセキュリティソフトウェア「SecureDoc Cloud」を発表

ウィンマジック・ジャパンは5月12日、企業データを暗号化することでDropboxやBoxなどのクラウドストレージサービス上での安全なファイル共有と管理を可能にするセキュリティソフトウェア「SecureDoc Cloud」を発表した。

「SecureDoc Cloud」は、同社の「SecureDoc 7.1」のコンポーネントとして新しく提供される、エンドユーザやワークグループに対応したソリューション。IT管理者による容易な管理を可能とし、クラウドファイル共有ソリューションの深刻なセキュリティの課題を解消する。エンドポイントに特化した、暗号キーの管理機能を活用したソリューションで、企業は自社で暗号キーの完全な管理が可能となるだけでなく、ウィンマジック独自機能であるプリブート認証と組み合わせることでファイル共有用のパスワードが不要になり、ユーザはデータが暗号化されていることを意識せず利用できるようになる。

「SecureDoc Cloud」は、ファイルがクラウドに保存される前にエンドポイントで暗号化する。企業は、暗号キーを独自に管理し、自社のポリシーに基づき暗号キーの割り当てや無効化することができる。利用中のクラウドサービスに脆弱性があり、不正アクセスされたり、特定のクラウドインスタンスが別の地域のサーバに移動していた場合でも、ファイルは暗号化された状態を保つと同時に、いつでもアクセスが可能。

(川原 龍人/びぎねっと)

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