セキュリティ

キヤノンITS、セキュリティ対策ソフト「ESET」の法人向けエンドポイント用製品の新バージョンを発表

キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は4月16日、ESET社の法人向けエンドポイント用セキュリティ対策ソフト「ESET Endpoint Protectionシリーズ」の新バージョンv6を、2015年秋頃から提供開始すると発表した。また、製品版リリースに先駆け、クラウド対応製品の先行評価版を、6月末から無償で提供開始するという。

新バージョンv6のクライアント用プログラムでは、従来からの基本性能である独自開発のヒューリスティック技術に加え、さまざまなアプローチで脅威から守る、多重防御のための機能を搭載した。また、管理機能向上を目的として、日本を含む6か国の法人のユーザを対象に、数か月間にわたるヒアリングを実施し、クライアント管理プログラム「ESET Remote Administrator」(ERA)を刷新した。これにより、ログイン後最初の画面で運用管理上必要な作業の大半を実行できるなど、管理者の作業・運用負担が軽減される。また、ERAとエージェント間の通信を暗号化できるようになっており、インターネット経由での安全なクライアント管理を実現した。従来は社内ネットワーク上に設置する必要があったERAのサーバを、クラウド環境に設置できるようになる。また、Linux上でもERAサーバが構築できるようになり、WindowsのCAコスト削減が可能となる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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