セキュリティ
日本オラクル、暗号鍵を管理する新製品「Oracle Key Vault」を提供開始
日本オラクルは2月23日、暗号鍵を管理する新製品「Oracle Key Vault」を提供開始した。
「Oracle Key Vault」は、企業・組織のデータ保護において要となる暗号化鍵を安全に管理する製品。クラウドの進展により、ますます重要性を増す暗号鍵管理へのニーズに応え、データセンター内の暗号鍵や資格証明ファイルの安全かつ確実な管理を実現する。複数のドメインにわたりデータベース資格証明を管理する「Oracle Wallet」のファイル、Javaキーストア、Kerberosのキータブ・ファイル、SSHのキーファイル、SSL証明書ファイルの暗号鍵や資格証明ファイルなどを、データセンターにおいて一元的に安全かつ確実に管理できる。
さらに同社は、暗号化のみならず、クラウドの進展にともない重要性を増すデータセキュリティ全体の強化に向けて、企業の個人情報保護、マイナンバー対応および内部犯行対策を支援するための「Oracle Database Securityスタートアップ・テンプレート」の無償提供と、セキュリティ実装を支援するための「Oracle Database Securityコンサルティング・サービス」の提供を開始し、企業におけるデータ中心のセキュリティ対策を支援する。
「Oracle Key Vault」の参考価格は、「Oracle Key Vault」が動作するサーバあたり543万4,800円(税別)。
(川原 龍人/びぎねっと)
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