オープンソース

Mozilla Foundation、デベロッパー向けに「Firefox 3 Beta4」をリリース

Mozilla Foundationは3月10日、WebブラウザFirefox最新版のベータ版「Firefox 3 Beta 4」をリリースした。今回のリリースはベータ版であるため、Web開発者や拡張機能作者、MozillaのQA コミュニティを対象としたもので、正式版公開に向けてコミュニティからのフィードバックを得るためのテストを目的とした場合にのみ利用できる、としている。このため、一般ユーザの利用は推奨されていない。

「Firefox 3」は、Gecko 1.9 Webレンダリングプラットフォームを採用しており、パフォーマンス、安定性、レンダリングの正確性、セキュリティの強化、コードの簡略化と持続可能性のための大幅な再設計などが施されている。Beta 4では、Beta 3以降、パフォーマンスとメモリ使用率の改善、安定性の向上、プラットフォームとの更なる統合、ユーザインタフェースの改良など、900以上の改良が加えられた。これらの改良の多くは、コミュニティによる前回のベータ版のフィードバックに基づいて行われたもの。

Firefox 3 Beta4は、Webサイトから無償でダウンロードすることができる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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