仮想化技術
日立ソリューションズ、指静脈認証とシングルサインオンをVMware仮想環境で実現するソリューションを提供開始
日立ソリューションズは1月20日、統合認証・アクセス管理ソリューションにおいて、指静脈認証装置「静紋 J300」とクライアントPC上で動作するシングルサインオンソフトウェア「SRGate クライアントエージェント(SRGateCA)」が、「VMware Horizon(with View)」上で動作することを検証し、「セキュア端末 認証強化ソリューション」として1月21日から提供開始すると発表した。
同製品により、従来Windows系OSを搭載したシンクライアント端末だけで動作していた指静脈認証による本人確認が、非Windows系のシンクライアント端末においても可能となり、より強固なセキュリティ対策を実現し、複数のアプリケーションを一度の認証で利用することが可能となる。これにより、マイクロソフトやシトリックスの仮想化ソリューションに加え、ヴイエムウェア社のデスクトップ仮想化ソリューション「VMware Horizon(with View)」と指静脈認証、シングルサインオンを組み合わせることで、企業に広く普及している仮想化環境の既存システムにおいて、パスワードの盗難・流出によるなりすましを防ぎ、より確実な本人確認を実現するという。ユーザはパスワードを覚える必要がなくなることに加え、一度の認証で複数のアプリケーションを利用することができるため、利便性が向上する。
日立ソリューションズは、今後も「統合認証・アクセス管理ソリューション」のラインナップを市場のニーズに合わせて見直し、提案していく。
(川原 龍人/びぎねっと)
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