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日本IBM、日本初のSoftLayerクラウド・データセンターを開設

日本IBMは12月22日(現地時間)、日本初として、SoftLayerクラウド・データセンターを開設すると発表した。

「SoftLayer 東京データセンター」は、アジア太平洋地域の各都市(シンガポール、香港、メルボルン)に配置されたSoftLayerのデータセンターを補完するもの。また、IBMがクラウド・データセンターを世界中に増やしつつある中で、データの冗長性や地域の多様性を強化する。国内での保持が求められている機密データの活用や、保管を行うことができる日本のデータセンターを提供することで、データの保管場所やプライバシーに関して高まる業界の課題に対応する。

「SoftLayer 東京データセンター」は、アジア太平洋地域のユーザだけでなく、地域のエンドユーザにサービスを提供したいと考える企業などに戦略的サポートを提供する。また、SoftLayerのグローバルネットワークは独自のnetwork-within-a-networkというアーキテクチャに基づいており、10 Gbpsのネットワーク接続を提供することで、香港のデータセンターからの待ち時間は50ミリ秒以下、世界各国のその他のデータセンターからの待ち時間は260ミリ秒以下を実現しているという。

(川原 龍人/びぎねっと)

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