MozillaとKDDIは12月22日、国内初となるFirefox OS の商用端末「Fx0」を発表した。

「Fx0」は、Firefox OSスマートフォンで国内初となる商用端末である他、NFC、4G LTE、WebRTCなど、機能を数多く搭載した先駆的モデルでもあるという。あらゆる「モノ」同士がWeb技術で接続され連携する「Web of Things (WoT)」を実現するためのWebサーバ機能も備えている。

「Firefox OS」はオープンなWeb技術をベースとしたOS。動作するアプリはHTMLやJavaScript、CSSなどで実装され、原則としてブラウザエンジン「Gecko」の上で動作する。このため、Webサービスがシームレスに利用できる。KDDIが開発したWebベースのアプリケーション開発ツール「Gluin」も利用でき、組み込み機器などさまざまな機器と連携し、「WoT（Web of Things）」を容易に実現できるという。

「Fx0」は、12月25日にauオンラインショップとKDDI直営店から発売される。2015年1月6日からは全国のauショップおよびau取扱店でも発売される。

(川原 龍人/びぎねっと)

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