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ルクレとアイ・オー・データ、監視カメラ録画システム「アロバビューレコーダー」を販売開始
ルクレとアイ・オー・データは11月26日、監視カメラ専用レコーダーの企画・開発において協業し、監視カメラ録画システム「アロバビューレコーダー」の販売開始を発表した。
「アロバビューレコーダー」は、ルクレが開発する監視カメラ録画ソフトウェア「アロバビュー」を、アイ・オー・データの特定用途向け組み込み用サーバに適用した製品。同製品は、ネットワークビデオレコーダー(NVR)製品と比べて約40%のコストダウンを実現し、拡大を続けるNVR市場に新しく参入する。
2013年に、監視カメラ市場はアナログカメラとネットワークカメラの出荷台数が逆転し、小売店やオフィス、マンションなどの小規模案件でもネットワークカメラの導入が進んでいる。この動きに合わせ、アロバビューはWindows Embedded Standard 7を搭載した組み込み用サーバ「HDL-Z2WECシリーズ」と連携し、小規模ユーザでも実績ある監視カメラシステムを導入できる製品を実現した。「HDL-Z2WECシリーズ」は、この連携により、監視カメラという新たな市場で活用範囲を広げている。
「アロバビューレコーダー」は、「箱から出す」「電源を入れる」「カメラを繋ぐ」だけで簡単設置が可能であり、またカメラ自動登録機能により、詳細なカメラの登録作業が不要となっている。対応カメラは国内主要10メーカー350機種以上。また、カメラ台数が4台以下の場合、アロバビューレコーダーとモニターを直接繋ぎ、PCがなくても利用可能となっている。
販売は、アイ・オー・データの直販サイト及び、各パートナー経由で行われる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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