セキュリティ
日立ソリューションズ、vArmour Networks社と販売代理店契約を締結
日立ソリューションズは11月26日、vArmour Networksと日本国内における販売代理店契約を締結したと発表した。今回の契約締結により、同社のファイアウォール技術をベースとしたセキュリティプラットフォーム製品の販売を開始すると発表した。
本セキュリティプラットフォームは、1台の仮想的ファイアウォール技術でオンプレミスやクラウドなど企業内外に点在するデータを保護する。日立ソリューションズは、これまでさまざまなセキュリティ製品の提供を通じて培ったノウハウを活かし、保守サポートも含めて製品を提供する。従来の仮想ファイアウォール製品では仮想技術やSDN技術に対応しておらず、各サーバの可用性を高めた上でのセキュリティ導入が難しい状況にあるが、同製品はSDNも含めた仮想化技術に対応しており、これらの課題を解決することができるという。
オープンソースのクラウド基盤である「OpenStack」と連携可能であり、仮想環境やSDNにおける通信制御に柔軟に対応できる。また、仮想技術やSDN技術に対応することにより、ライブマイグレーションによる通信断を発生させないようになっている。これにより、システムの可用性を保ちつつ、データセンター内のセキュリティを強化できる。さらに、ビッグデータ分析ソフトウェアである「Splunk」など外部のログ解析ソフトとの連携により、Directorが出力した各EPのログを詳細に分析したレポートの提供も可能。
(川原 龍人/びぎねっと)
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