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NECとトレンドマイクロ、SDNを活用しサイバー攻撃を自動防御するソリューションを発表

NECトレンドマイクロは11月18日、SDN対応製品とセキュリティ製品を連携することいよってサイバー攻撃を自動防御するソリューションを共同開発したと発表した。

同製品は、NECのSDN対応製品「UNIVERGE PFシリーズ」とトレンドマイクロのセキュリティ製品「Deep Discovery Inspector」「Trend Micro Deep Security」を連携させたもの。これらの製品の判断に基づいて、NECのSDNコントローラ「UNVIVERGE PF6800」がSDNネットワークを動的に制御する。この結果、標的型サイバー攻撃における不正通信やホームページの改ざん等を検知した場合に、瞬時に通信の遮断、検疫、隔離を実施し、セキュリティリスクに自動的に対処することが可能となった。

同製品は2015年3月より、主に個人情報を取り扱う官公庁、自治体、民間企業向けに提供開始する。価格帯は850万円からとなっている。また、今後両社において、高度な相関分析機能を実装し、ITシステムを構成する仮想サーバやセキュリティ機器等の自動制御を行うソリューションを順次共同で開発していく予定だという。

(川原 龍人/びぎねっと)

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