オープンソース

jQuery Project、jQueryのバージョン呼称を変更

jQuery Projectは10月29日(現地時間)、HTML5ベースのモバイル環境用ユーザインターフェースライブラリ「jQuery」について、バージョン番号の付け方を変更すると発表した。

「jQuery」は、HTML5ベースのJavaScriptライブラリ。JavaScriptとHTMLの相互作用を強化するライブラリ群で、軽量であることが特徴。

現在、jQueryはInternet Explorer 8以前の古いブラウザをサポートした「jQuery 1.11.1」と、新しいブラウザのみをサポートしている「jQuery 2.11.1」があるが、今後は「jQuery 1.11.1」の後継を「jQuery Compat 3.0」とし、「jQuery 2.11.1」の後継を「jQuery 3.0」とするという。両者でバージョンナンバーが同じ場合は、APIなどに互換性があることを示すことになる。また、従来jQueryは2つのバージョンが並行でリリースされてきたが、今後も「jQuery Compat」と「jQuery」が並行してリリースされる予定だという。

(川原 龍人/びぎねっと)

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