オープンソース

「RPM 5.0」リリース

RPM Project teamは1月5日(現地時間)、RedHat系のLinuxディストリビューションを中心に利用されているパッケージマネージャRPM(RPM Package Manager)の最新版、「RPM 5.0」のリリースを発表した。

「RPM 5.0」では、Automake/Autoconf/Libtool-basedをベースとしたビルド環境がほぼ完璧に改良されている。サードパーティによるライブラリを柔軟に外部リンクすることができるようになったほか、設定ファイル「rpmrc」を廃止し「macros」に一本化されるなど、大幅な変更が加えられている。

RPM 5.0は、Red Hat Enterprise Linux、Fedora、Novell SUSE Linux Enterprise、openSUSE、CentOS、Mandriva LinuxなどのLinuxディストリビューションだけでなく、FreeBSD、Sun OpenSolaris、IBM AIX、Apple Mac OS XなどのUNIX系OSでも利用できる。

RPM 5.0は、GNU LGPLライセンスの下で公開されており、Webサイトからダウンロード・入手することができる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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