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日本HP、ワークステーション「HP Z Workstation」シリーズの新製品を発表

日本ヒューレット・パッカードは10月9日、ワークステーション「HP Z Workstation」シリーズの新製品を発表した。「HP Z Desktop Workstation」3機種と、「HP ZBook Mobile Workstation」の2機種が新しく発売開始となる。

Desktop Workstationの3機種である「HP Z840 Workstation」、「HP Z640 Workstation」、「HP Z440 Workstation」は、最新のIntel Xeonプロセッサを搭載しており、NVIDIAおよびAMDの最新のプロフェッショナル向けグラフィックスを選択できる。大容量ファイル転送などのスループット改善のためにThunderbolt 2 PCIeカード、SATAのスループットのボトルネックを解消したPCIe接続のSSD「HP Z Turbo Drive」、システム監視と使用環境に適した最適なチューニングを行うための「HP Performance Advisor」、グラフィックを多用するアプリケーションを遠隔から使用するための「HP Remote Graphics Software」が搭載されている。対応OSはWindows 7/8.1とUbuntuなどのLinux。

ZBook Mobile Workstationの2機種である「HP ZBook 17 G2 Mobile Workstation」、「HP ZBook 15 G2 Mobile Workstation」は、最新のクアッドコアプロセッサや、ISV認定済みのNVIDIA Quadroプロフェッショナル向けグラフィックスカードなどを搭載している。ツール不要でサービス可能なシャーシ、安全に持ち運ぶために本体に組み込まれたハンドル、ケーブル配線不要の設計を備えており、メンテナンスのしやすさと拡張性を実現している。モバイル機器用の急速充電機能付きUSB3.0ポート、14%高速化されたDDR4メモリなどが搭載されている。

Desktop Workstationの3機種は10月下旬、ZBook Mobile Workstationの2機種は11月上旬に発売開始となる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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