オープンソース

印刷システム「CUPS 2.0.0」リリース

CUPS開発チームは10月1日(現地時間)、印刷システム「CUPS 2.0.0」をリリースした。

CUPSは、UNIX系OS向け印刷システムで、「Common Unix Printing System」の略。モジュール化されたシステムであり、LPDやIPPなどのプロトコルに対応し、Windows・Mac OS向けのプリンタにほぼ全対応している。現在ではAppleの下で開発が進められている。

「CUPS 2.0.0」は、「CUPS 1.0.0」のリリースからちょうど15年目にあたる日のリリースとなった。CUPS 2.0.0では、systemdによる起動に対応したほか、OpenSSLに代わりGNU TLSがサポートされた。その他、いくつかの改良と安定性向上が施されている。

CUPS 2.0.0は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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