オープンソース

アドビシステムズ、エンタープライズ向けRIA技術のオープンソース化を発表

アドビシステムズは12月13日(米国時間)、Flashテクノロジーにおけるリモーティングとメッセージングに関連した技術のソースコードを、「BlazeDS」と呼ばれる新しいオープンソース製品としてリリースする計画を発表した。

「BlazeDS」に含まれる技術は、これまでAdobe LiveCycle Data Services ESの一部として提供されていたが、今回LGPL v3に基づくオープンソースとして Action Message Format(AMF)の規格とともに公開されることになった。「BlazeDS」により、リアルタイムでのプッシュデータをAdobe FlexやAdobe AIRアプリケーションで利用することができるようになり、より手軽にリッチインターネット アプリケーション(RIA)を実現することができる。これにより、リアルタイム、データ駆動型アプリケーションの効率的な開発が可能になる。BlazeDSは、同日よりパブリックベータ版としてLGPLv3の下でAdobe Labsより提供が開始されている。

アドビシステムズは同日、Adobe AIR、Adobe Flex Builder 3、Adobe Flex 3の新しいパブリックベータ版もリリースしており、いずれもAdobe Labsから無償でダウンロードできる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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