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双日システムズ、米Code Systemsのアプリケーション仮想化ソフト「Spoon」の取り扱いを開始

双日システムズは8月4日、アプリケーションを仮想化し、最新のIT環境構築をサポートする仮想化ソフトウェア「Spoon」の提供を開始したと発表した。

「Spoon」は、米Code Systemsが開発した、「レガシーアプリの移行」などを、短期間・低コストで実現するツール。柔軟なライセンス体系により、アプリケーションベンダーやクラウドベンダーとの連携を実現し、オンプレミスからクラウド環境まで、各種デスクトップアプリケーションの実行をサポートする。同社は、2015年7月15日でサポートが終了するWindows Server 2003対策に向けた新たな移行支援サービスとして「Spoon」を本格展開し、サービスラインナップを強化する。

「Spoon」は、アプリケーションの動作に必要なレジストリ情報やシステム情報をOSから切り離し、exe形式の実行ファイルにカプセル化、独立した動作を可能とするアプリケーション仮想化ソリューション。「Spoon」を用いれば、アプリケーションをクライアントにインストールする必要がなくなるため、バージョンの互換性問題や複数バージョンのアプリケーション競合などの課題を解決し、クライアント環境に依存することのないIT環境の構築とアプリケーション運用を実現する。

(川原 龍人/びぎねっと)

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