オープンソース
クラムワークス、LinuxベースのOSを搭載したフラッシュメモリ「BOOTPLUG-EX」を発売、ノートPCのスロットから起動可能
クラムワークスは11月12日、LinuxをベースにしたOS内蔵型フラッシュメモリの新製品「BOOTPLUG-EX」の発売を発表した。
「BOOTPLUG-EX」には、ExpressCardスロット用の接続アダプタが付属しており、ExpressCard/34・/54スロットへの取り付けが可能。この場合、本体のほぼ全体がPC内部に収納される形となり、ノートPCに取り付けたまま持ち運ぶことも可能。また、USBポート用のアダプタも付属しており、アダプタを交換することによってUSBポートにも接続できる。アダプタは簡単に着脱でき、外出時はノートPCのスロット、自宅ではデスクトップPCに接続などのような使い分けも可能。
「BOOTPLUG-EX」には、OS以外にもFirefox相当のWebブラウザ やメーラー、OpenOffice.org、ネットワーク接続用ソフトウェア、シンクライアント用のリモートデスクトップクライアントが搭載されており、フラッシュメモリ内のソフトウェアだけでPCを動作させることができる。また、ユーザ領域はAESにより暗号化されるため、紛失した場合にも情報が流出することはない。
定価は 18,900円(税込)。クラムワークスの(川原 龍人/びぎねっと)